2024年1月1日に起こった「能登半島地震」この災害を他人事にしない。
始まりは、珠洲市の梅農家さんとの出会いから。
「高齢化が進んで、もう10年近く放置されている梅畑があります。震災後、人はより離れてしまい、誰にも手入れされることのなくなった梅の実を、よかったら使ってください。」
震災から半年以上が経ってもまだ復興の進まない6月、私たちは有志を募り、過疎と震災のために自然栽培となった梅の実の収穫に、能登半島珠洲市に向かいました。
割れて陥没した悪路を進み、壊れたまま放置された家々を横目に私たちは梅畑を目指します。
全く手入れされていない梅の木は、生い茂る雑草の中に佇み、たわわに実る梅の実を私たちに差し出してくれました。
140kgほど集まった梅の実は、一部は計り売りをし支援金として農家さんに還元し、残りはシロップ漬けにして、人と人とを繋ぐ福幸梅(ふっこううめ)として各地のイベントや全国の賛同いただける飲食店で、人繋ぎと復興支援を目的に活用されて始めています。
詳しい活動内容はInstagramで更新しています。